2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
抱負1近ごろは、おいしい肉豆腐とはどんなか、を想像して試している。今まで積極的に肉豆腐に関わってこなかったので、苦戦している。居酒屋でも頼まないし、子どもの頃に食べた記憶もない。 お醤油で甘辛くやるのが一般的らしいが、味噌仕立てや塩味もある…
12時間労働したあとで、なんだかぼーっとしていた。お風呂で落語(志ん生)をきいたり、お風呂あがりにぼーっとして落語(志ん朝)をきいたりした。 やっと家にネットを引いたから、お風呂で落語がきけるのがとてもいい。 それから、この愛はメッセージ僕に…
救急車のサイレンの音、どこから? とても近くで、でも小さな音で、どこからしてる。首をちょっと右に、ちょっと左に、左右に振ってもどの辺りに止まっているか分からなかった。猫かな。野良猫。と思って菜箸を持って、玉こんにゃくを転がすと、キュッううう…
蛇に追い回されたり、昼に食べたホルモンラーメン(ホルモンラーメン?)のせいでとてもお腹が痛かったり、電車乗り継ぎのために途方もない人混みをしばらく歩いたり、こたつから出るなんてとても無理だし、<ジカンモドル>、夢のなかで劇場に向かったり、…
わたしは遅刻していて、目覚めたら出掛ける時刻を30分も過ぎていたから。お風呂場からぴしゃぴしゃと水の音がしていて、ああ、またシャワーの蛇口の閉めるのが弱かった、と思ってねむいねむい重いからだを引きずって、婆のように止めに行く。いつもが多少閉…
東京には街がいくつもあって、そのひとつひとつにいくつかずつの記憶がある。 下北沢に初めて降りたときのことを覚えている。 餃子の王将まで下る道に、なんか得体の知れない甘い匂いがしていた。たくさんの人が歩いていて、誰も冬の青空のことは気にかけて…
ほとんど、でもなく、全くすべての淡いに名前が付けられない淡いというのは、感情みたいなもので、常に蠢いていて、ないことがないないことがないのに、名前が(つけられ)ないから、説明ができないし、説明ができないなんて無責任、いや、無責任? というか…
そうするとどんな意味があるのかとか、ルールとか規範みたいなものには比較的興味がない。たぶん。そのときそれが起きたなら、そうだったんやろなと受け入れてきたし、いまもまだ受け入れている。たぶん。比較的。もうこうしていくしかないかもしれんな、と…
今年は、今日から日記をたくさん書いていこうと思います。 なんでもすぐに全部忘れて曖昧な、声にも言葉にもならない、うたの手前の、ヒステリー球みたいな、あるいはなんだか説明のつかない埃みたいなものだけ積もっていくので。 私はもう絶望した。 孤独と…