なるべくとおくの、いまとは反対のほうに逃げて、逃げつづけるのがくせになった。そんなこといって、「逃げる」としても成り立っていないのに、とおくへ行きたくて破壊する。破壊ですらなく、こわされている。壊したくないはずのちいさな一瞬を塗りつぶすの…
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